石井亨

石井亨

石井亨

世界の「今」を未来に伝える、現代の浮世絵師

現代の浮世絵師、石井亨。
彼が目指すのは、未来の人々が「現代」と意識の上で繋がり合うような、時空を超える体験をつくり出すことである。


北斎の富嶽三十六景、「赤富士」。
これを目にした時の強烈な体験が石井の原点であり、現在にまで通じるひとつの道標となっている。


幼い頃より、母の実家のある静岡県裾野市に幾度となく訪れ、富士山を身近に眺めていた。この絵を見た瞬間、その記憶がよみがえったのだ。
それは「自分はここにいた」という、実感を伴うものであった。


自らの記憶と、北斎の眼を通して描かれた富士山。それによって、まるで自らが江戸時代にタイムスリップしたような感覚に陥った。
つまりそれは、アートが持つ不思議な力の体験であり、絵を描くことの意味を身をもって知った体験でもあった。


それゆえに、石井がこれまで取り組み続けている「現代の風俗画」という主題は、ここに端を発する。
石井は、彼自身が都市に繰り出して目の当たりにした街の風景や人々の姿を、様々なものに見立てながら、ときに皮肉を込めて、色鮮やかな染料でユーモラスに描き出す。


サラリーマンは、まるで戦国武将のようにビールジョッキの馬に乗り、手には傘の刀を持つ。
そして彼らは、朝の通勤ラッシュでは鬼の形相に、ときにヒエラルキーの象徴として東京タワーの骨組みへと姿を変えて登場する。


自らの感覚、経験、立場、世代。石井亨というひとりの現代人のフィルターを通過した「今」。
それを描き出すことが、石井の作品、そのものなのである。


近年取り組みはじめた、コラージュとステイニング(にじみ)をテーマに掲げた作品では、世界的な報道雑誌、タイム誌をコラージュすることで浮き上がるイメージをもとに絵画を制作している。
これは、世界の「今」を映し出すとともに、それらから新たなイメージを構築する試みである。


現代的なものを取り込みながらも、抽象的イメージへと昇華させることで、未来の人々の心と記憶にリンクする表現を探求している。
言い換えれば石井の作品は、未来の人に現代を伝えるタイムカプセルなのだ。




B-OWND

世界の「今」を未来に伝える、現代の浮世絵師

現代の浮世絵師、石井亨。
彼が目指すのは、未来の人々が「現代」と意識の上で繋がり合うような、時空を超える体験をつくり出すことである。


北斎の富嶽三十六景、「赤富士」。
これを目にした時の強烈な体験が石井の原点であり、現在にまで通じるひとつの道標となっている。


幼い頃より、母の実家のある静岡県裾野市に幾度となく訪れ、富士山を身近に眺めていた。この絵を見た瞬間、その記憶がよみがえったのだ。
それは「自分はここにいた」という、実感を伴うものであった。


自らの記憶と、北斎の眼を通して描かれた富士山。それによって、まるで自らが江戸時代にタイムスリップしたような感覚に陥った。
つまりそれは、アートが持つ不思議な力の体験であり、絵を描くことの意味を身をもって知った体験でもあった。


それゆえに、石井がこれまで取り組み続けている「現代の風俗画」という主題は、ここに端を発する。
石井は、彼自身が都市に繰り出して目の当たりにした街の風景や人々の姿を、様々なものに見立てながら、ときに皮肉を込めて、色鮮やかな染料でユーモラスに描き出す。


サラリーマンは、まるで戦国武将のようにビールジョッキの馬に乗り、手には傘の刀を持つ。
そして彼らは、朝の通勤ラッシュでは鬼の形相に、ときにヒエラルキーの象徴として東京タワーの骨組みへと姿を変えて登場する。


自らの感覚、経験、立場、世代。石井亨というひとりの現代人のフィルターを通過した「今」。
それを描き出すことが、石井の作品、そのものなのである。


近年取り組みはじめた、コラージュとステイニング(にじみ)をテーマに掲げた作品では、世界的な報道雑誌、タイム誌をコラージュすることで浮き上がるイメージをもとに絵画を制作している。
これは、世界の「今」を映し出すとともに、それらから新たなイメージを構築する試みである。


現代的なものを取り込みながらも、抽象的イメージへと昇華させることで、未来の人々の心と記憶にリンクする表現を探求している。
言い換えれば石井の作品は、未来の人に現代を伝えるタイムカプセルなのだ。




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販売作品一覧

    石井亨

    1981年
    静岡県生まれ
    2006年
    東京藝術大学 美術学部工芸科染織専攻 卒業
    2008年
    ロンドン芸術大学 修士課程テキスタイルデザイン科 交換留学
    2010年
    東京藝術大学 大学院美術研究科工芸科染織専攻 修了
    2014年
    東京藝術大学 大学院美術研究科美術専攻 博士後期課修了(2011年度三菱商事アート・ゲート・プログラム 奨学生)
    2016年
    Victoria and Albert Museum ビジティング・リサーチャー, ロンドン (2015年度文化庁・新進芸術家派遣2年・英国)
    個展
    2020年
    " Collage and Staining " コートヤード広尾, 東京
    2018年
    " Metropolitan Moment " Sokyoギャラリー, 京都
    2014年
    " Delirious Metropolis " 大和日英基金ジャパンハウスギャラリー, ロンドン (2014年度公益財団法人年度朝日新聞文化財団)
    2012年
    " Contemporary Life " イセ文化基金フロントスペースギャラリー, ニューヨーク (2012年度公益財団法人野村財団助成金)
    2011年
    " プロジェクトN46 " 東京オペラシティ・アートギャラリー, 東京
    2010年
    " Metropolitan Moment " ミヅマ・アクション,東京
    コレクション
    2019年
    Victoria and Albert Museum、ロンドン
    2019年
    Morikami Museum, マイアミ
    2014年
    東京藝術大学美術館、東京
    グループ展
    2019年
    『Perspectives』インターメデウィアテック, 東京大学博物館, 東京
    2018年
    『TOUCH』ATELIER BLANCS MANTEAUX, パリ
    2017年
    『今様:Connecting Past and Present』松濤美術館, 東京
    2017年
    『TRANS NATIONAL』IAM, バレッタ
    2017年
    『WORLDS KOGEI100』富山美術館, 富山
    2016年
    『NEO NIPPONICA』ヴィクトリア・アンド・アルバート美術館, ロンドン
    2016年
    『IMAYO: JAPAN’S NEW TARDITIONISTS』ホノルル美術館, ホノルル
    2016年
    『IMAYO: JAPAN’S NEW TARDITIONISTS』ハワイ大学, ホノルル (2016年度公益財団法人野村財団助成金)
    2014年
    『Impacts! 勢みーJapan Art Festival』 ゼン・ベネット・ギャラリー、サンタフェ
    2014年
    『GOODBYE TARADITIONS!』 MICHEKO GALERIE, ミュンヘン
    2014年
    『KIZASHI』 ポーラ・ミュージアム・アネックス,東京
    2013年
    『Weird World』 イセ文化基金ギャラリー,ニューヨーク (2013年度公益財団法人吉野石膏美術振興財団)
    2013年
    『EDO POP』 ジャパンソサイエティ・ギャラリー,ニューヨーク
    受賞歴
    2014年
    『博士審査展』野村賞受賞
    2011年
    『イセ文化基金・学生美術展覧会』デイビッド・ソロ賞受賞
    2007年
    『第8回SICF』審査員奨励賞受賞
    入選、その他
    2014年
    公益財団法人朝日新聞文化財団
    2013年
    公益財団法人吉野石膏美術振興財団
    2012年
    公益財団法人野村財団助成金
    2011年
    三菱商事アート・ゲート・プログラム 奨学生

    石井亨

    1981年
    静岡県生まれ
    2006年
    東京藝術大学 美術学部工芸科染織専攻 卒業
    2008年
    ロンドン芸術大学 修士課程テキスタイルデザイン科 交換留学
    2010年
    東京藝術大学 大学院美術研究科工芸科染織専攻 修了
    2014年
    東京藝術大学 大学院美術研究科美術専攻 博士後期課修了(2011年度三菱商事アート・ゲート・プログラム 奨学生)
    2016年
    Victoria and Albert Museum ビジティング・リサーチャー, ロンドン (2015年度文化庁・新進芸術家派遣2年・英国)

    個展

    2020年
    " Collage and Staining " コートヤード広尾, 東京
    2018年
    " Metropolitan Moment " Sokyoギャラリー, 京都
    2014年
    " Delirious Metropolis " 大和日英基金ジャパンハウスギャラリー, ロンドン (2014年度公益財団法人年度朝日新聞文化財団)
    2012年
    " Contemporary Life " イセ文化基金フロントスペースギャラリー, ニューヨーク (2012年度公益財団法人野村財団助成金)
    2011年
    " プロジェクトN46 " 東京オペラシティ・アートギャラリー, 東京
    2010年
    " Metropolitan Moment " ミヅマ・アクション,東京

    コレクション

    2019年
    Victoria and Albert Museum、ロンドン
    2019年
    Morikami Museum, マイアミ
    2014年
    東京藝術大学美術館、東京

    グループ展

    2019年
    『Perspectives』インターメデウィアテック, 東京大学博物館, 東京
    2018年
    『TOUCH』ATELIER BLANCS MANTEAUX, パリ
    2017年
    『今様:Connecting Past and Present』松濤美術館, 東京
    2017年
    『TRANS NATIONAL』IAM, バレッタ
    2017年
    『WORLDS KOGEI100』富山美術館, 富山
    2016年
    『NEO NIPPONICA』ヴィクトリア・アンド・アルバート美術館, ロンドン
    2016年
    『IMAYO: JAPAN’S NEW TARDITIONISTS』ホノルル美術館, ホノルル
    2016年
    『IMAYO: JAPAN’S NEW TARDITIONISTS』ハワイ大学, ホノルル (2016年度公益財団法人野村財団助成金)
    2014年
    『Impacts! 勢みーJapan Art Festival』 ゼン・ベネット・ギャラリー、サンタフェ
    2014年
    『GOODBYE TARADITIONS!』 MICHEKO GALERIE, ミュンヘン
    2014年
    『KIZASHI』 ポーラ・ミュージアム・アネックス,東京
    2013年
    『Weird World』 イセ文化基金ギャラリー,ニューヨーク (2013年度公益財団法人吉野石膏美術振興財団)
    2013年
    『EDO POP』 ジャパンソサイエティ・ギャラリー,ニューヨーク

    受賞歴

    2014年
    『博士審査展』野村賞受賞
    2011年
    『イセ文化基金・学生美術展覧会』デイビッド・ソロ賞受賞
    2007年
    『第8回SICF』審査員奨励賞受賞

    入選、その他

    2014年
    公益財団法人朝日新聞文化財団
    2013年
    公益財団法人吉野石膏美術振興財団
    2012年
    公益財団法人野村財団助成金
    2011年
    三菱商事アート・ゲート・プログラム 奨学生