金額
49,000 JPY(税込)
備考
桐箱に入れてのお届けになります。
徳 利:幅69mm x 奥行き69mm x 高さ120mm、180g
ぐい吞:幅70mm x 奥行き70mm x 高さ43mm、52g
細かな傷・鉄粉などが見られる場合がございますが、ご使用には問題ございませんので、予めご了承ください。
ストリートカルチャーと有田焼の融合をテーマとした、井上祐希の新作が登場。
「釉滴(ゆうてき)」と呼ばれる技法を用いた、Dripping シリーズ。 この技法は、筆に釉薬をたっぷりとふくませ、滴らせることで、偶発的に浮かび上がる模様を持ち味とし、グラフィティアートの雰囲気を想起させる。
それは、磁器本来の美しさを引き立てる表現を得意とする井上萬ニ窯の方向性を受け継ぎつつ、ストリートカルチャーの精神を有田焼に融合させようとする試みである。ストリートカルチャーには、逆境を乗り越えていく力強さがある。井上は、その原動力となるハングリー精神や反骨心といったものに憧れを抱く。
本作は、従来の Dripping シリーズの筆致の強弱や色彩のバリエーションを大胆に進化さ せた新作。黒・白・瑠璃の三色で構成されており、複数の色を組み合わせたのは初の試み。黒は、もともと有田焼で絵付に使われる「呉須(ごす)」と呼ばれる顔料で、瑠璃は 「瑠璃釉」という、いずれも有田焼のクラシックカラーを使用。通常、井上は直接器に筆が接触しない上記の「釉滴」の技法を用いていたが、「呉須」部分は、直接器に筆を付けて描いている。それは、もともと呉須が絵付け(描く行為)に使われていたことに起因するものの、その大胆な表現に独自性がある。
複数色を使うことでレイヤーが生まれ、作品により動き、深みが出ており、また筆の強弱の変化、スクラッチ(走り書き、擦れ)によって、アブストラクトなグラフィティアートを思わせる「即興性」や「躍動感」、「存在の主張」が強調された。有田焼の素材や技法を活かしつつも、それらを新しい姿へとアップデートした作品である。
形状は、コロンとした丸みが特徴。
ぐい吞みは、口当たりを意識し、口の部分は薄く、全体としても重量の軽減が意識されてい る。持ちやすく、飲みやすく、香りがよく広がる。
徳利とぐい呑のセット。